条件判断・分岐
男だったらこっち、女だったらこっち、幼児までは無料、小学生は半額など場合によって状況が変わる事があります。
それを条件判断・分岐を呼びます。
VB.netでは以下の様に、場合によって処理を分けるプログラムを書きます。
If文
もし、○○だったら○○、それ以外は××というプログラムです。
もし、○○だったら○○、○○で無くて××、××でなかったら△△…と言うこともできますが、
複雑になるので、私の開発では使わないようにしています。
○か○以外の2つに分ける時に「If」の構文を使いましょう。
【構文】
If (条件) Then
(条件がOKの時の処理)
Else
(条件がNGの時の処理)
End if
【例】右が男子トイレの場合…
If s性別 = ”男” Then
MessageBox.Show(“右へ進んでください”)
Else
MessageBox.Show(“左へ進んでください”)
End If
【よく使う便利なプログラム】
テキストボックスに入れた値が、数字であれば「OK」、
文字であれば「エラー」と表示し、テキストボックスに移動するプログラム
If IsNumeric(txt入力.Text) = True Then
MessageBox.Show(“OK”)
Else
MessageBox.Show(“エラー”)
Call txt入力.Focus() ‘’エラーとなったテキストボックスに移動するメソッドExit Sub
End If
Select Case文
この値が、○○なら○○、××なら××、△△なら△△、それ以外は□□など、
複数のパターンに応じて場合分けをする場合に、Select Case文を使います。
分岐の数はいくつでも大丈夫です。
【構文】
Select Case (条件)
Case (条件1)
(条件1の時の処理)Case (条件2)
(条件2の時の処理)Case Else
(条件1、条件2以外の時の処理)End Select
【例】焼き肉食べ放題の料金について、年齢で分かれている場合…
Const n基本料金 as Integer = 2000
Dim n支払額 as IntegerSelect Case n年齢
Case < 6
n支払額 = 0Case <= 12
n支払額 = n基本料金 / 2Case Else
n支払額 = n基本料金End Select
MessageBox.Show(“支払金額は” & n支払額 & “円です”)
【よく使う便利なプログラム】テキストボックスの入力確認プログラム
Select Case txt入力.Text
Case ”” ‘’入力が無かった場合
MessageBox.Show(“入力がありません”)Exit Sub ‘’この後のプログラムは動かさない
Case Else ‘’入力があった場合
End Select